Lyrics
白昼リアルワールド
解の見えない
行き当たりの期待で膨らんで
彩を知らない
背けてしまう 視界を閉じる目
愛は見えない
心変わりで掃いて捨てる銘
世界を知らない
背けてしまう 未来を塗り替えて
理想とリアルワールド 安定
前の見えない
曇りガラスに描いている大体
答えの見えない
行き当たりの期待で膨らむ曖昧
真夏の太陽と冷えた檻
渦巻く白昼立ち尽くすよ
気付かせてよ 醒めさせてよ
夢見る僕らの悲しさと虚しさの腫れ
抜け出してよ 連れ出してよ
拙い僕らの正しさと虚しさの果て
月面ワルツ
結んで解いて 時の流れに沿って
数える日付を 満たす思い出の雨
優しく風がそよぐ
今、僕の背中を押している
月面で踊る 旋律を鳴らす
懐かしの唄を 君の待つ場所へ
繋いで離して 忘れかけた温もり
果てない未来を 焦がし続けた日々よ
さよなら 星を目指し陰る
今、名前を呼んでいる
月面で踊る 旋律を鳴らす
閉ざされた扉 ゆっくりと開けよう
月面で踊る 旋律を鳴らす
待ちわびたこの日 君の待つ場所へ
懐かしの唄を もう一度紡ごう
月面で踊ろう 唄を歌おう
今、彼方まで
とおりすがり
ある日の ある街の 人々の
顔を見て 声を聞いて 通り過ぎる
遠ざかる 街並みに 背を向け
僕はまた歩き出す 遅れないように
ある日の ある街の 人々が
空を見て 風を聴いて 通り抜ける
近づく ビル街に 背を向け
僕はまた 歩き出す
取り残されないように
季節外れの花よ咲け
色は何かを訴えている
見飽きた夢の海岸沿いに
打ち上げられた
ガラスの欠片は映している
届かない太陽を
さよなら僕の思いも
すれ違う青春の日々
ゆらゆら心を揺らしながら
今日も街を突き抜ける
いつかは僕らのカタチも
定まる時が来るだろう
ふらふら脚をもつらせながら
今日も街を走っていくんだ
Mysterious
微かな夜の画を 残した朝靄が
叙情の色を魅せ
突然閃くアイディア
汗ばむ手のひらに 冷たい風が刺す
見上げた目の先に
突然目覚めるフリージア
目にした一瞬をずっと向こうへ
遠ざかる永遠の想いに繋げて
積まれた機械は海へ沈んで
抜け落ちた花弁が僕を見つめている
微かな朝の画を 残した生命が
叙情の色を魅せ 突然花を咲かせる
感じていた痛みは海へ沈んで
繋がれた碇のように自由を奪っている
熱くなった一瞬をずっと向こうへ
遠ざかる永遠の想いに繋げて
幻想
輝く朝日 君は太陽
日差しが僕の色を覚ます 季節は巡る
桜の中を 潜り抜け君と歩き出した
季節はきっと僕らの心をそっと映すから
見たことない花が咲く
春の日今気づいたよ
ただ単調に吹く風も種を運んでくれるから
飛び立って舞う華やかな
期待が また芽吹いていくよ
沈む太陽 影は後悔
日差しが僕の過去を照らす 季節は巡る
冬枯れの中を 潜り抜け君の手をとったよ
季節はきっと僕らの心をそっと映すから
見たことない色に変わる
秋の日 今気づいたよ
ただ単調に吹く風も色を運んでくれるから
飛び立って舞う鮮やかな
変化に 戸惑ってしまうな
季節はきっと僕らの心をそっと映すから
見たことない花が咲く
春の日 また気づいたよ
ただ単調に吹く風も種を運んでくれるから
飛び立って舞う華やかな
期待を 繰り返していくよ
灰色の猫
雪が舞った夜 凍り付いた朝
立ち止まったまま
窓を開ければ賑やかに鳴く
鳥たちが来るんだ
今日までの事 あらゆる全て覆われていた
広がる雪を照らす太陽 無数の宝石が光る
真っ白い雪化粧 歩いて
何処まで行くの?
灰色の猫は言う もう少し
雪を踏みしめていこう
雪が舞った夜 凍り付いた朝
動きだした今
ドアを開ければ寝ぼけ眼な
野良犬が来るんだ
ちらつく地面 恐る恐ると確かめていた
蹴り出す雪を吹き上げる風
日の光で虹が架かる
真っ白い雪化粧 歩いて
何処まで行くの?
灰色の猫は言う もう少し
雪を踏みしめていこう
雪が舞った夜 凍り付いた朝
立ち止まったまま
窓を開ければ勇敢な君の姿
春が来るまで
奇跡のある街から
そうだよ 僕たちの青
素晴らしい日なんて
相変わらず無縁でも
雪の振る舞い さらさらと頬をかすめる
なだらかな風に揺られながら流れる
そうだな 僕たちは自由
数えきれないほど 道は分かれていた
雪の振る舞い さらさらと頬を赤らめ
なだらかな風に揺られながら別れる
そして舞い落ちた記憶の欠片にはまだ
あの日の君が映りこんで
それが反射して僕の目を塞いでいる
穢れを暴くようなあの西日の様
君のその弱さ 君のその強さ
そっと包み込む 冬の日の街角
きっと育っていく
きっと芽吹いていくんだよ
未来で会おう
いつだって 誰だって 涙するんだね
嘘だって 分かったって
人知れず強がって
いつだって 誰だって 塞ぎ込むんだね
見つかって 泣きついて
崩れ去れ古い自分
舞い落ちた記憶の欠片にはまだ
あの日の夢が映りこんで
それが反射して僕の目を狂わせていく
空を彩る 届かない彩雲の様
君のその弱さ 君のその強さ
そっと包み込む 冬の灯と街角
きっと育っていく
きっと芽吹いていくんだよ
未来で会おう 奇跡と
ブルーバルーン
今日降り続いた雨 車道 きらびやかな黒
日曜 長靴の子たち 振り回す傘の飛沫
黄昏のオレンジと長い影のコントラスト
回り道憂う 「こんなモンじゃない」
ずっと遠い空から光って呼んでる
何光年も先 何百年昔 そこから旅を続けてきた
そうして長い夜を越えて手放す
ブルーに染まる想い バルーン 地面をぐっと踏みしめた
今日行きそびれた喫茶店 角を曲がった先の楽煙
ずっとロード中...の壊れかけの回路
吹き上げる灰色「こんな場合じゃないや」
ずっと深い海から光って呼んでる
宝石の価値 自由の形 目を閉じて手を伸ばすよ
そうして長い夜を越えて迎える
旅立ちの日 期待を胸に 過去の自分も道連れに
ずっと遠い空から光って呼んでる
何光年も先 何百年昔 そこから旅を続けてきた
そうして長い夜を越えて手放す
ブルーに染まる想い バルーン 弾けて青空 見えた気がした
気がしただけ
ブルーバルーン
今日降り続いた雨 車道 きらびやかな黒
日曜 長靴の子たち 振り回す傘の飛沫
黄昏のオレンジと長い影のコントラスト
回り道憂う 「こんなモンじゃない」
ずっと遠い空から光って呼んでる
何光年も先 何百年昔 そこから旅を続けてきた
そうして長い夜を越えて手放す
ブルーに染まる想い バルーン 地面をぐっと踏みしめた
今日行きそびれた喫茶店 角を曲がった先の楽煙
ずっとロード中...の壊れかけの回路
吹き上げる灰色「こんな場合じゃないや」
ずっと深い海から光って呼んでる
宝石の価値 自由の形 目を閉じて手を伸ばすよ
そうして長い夜を越えて迎える
旅立ちの日 期待を胸に 過去の自分も道連れに
ずっと遠い空から光って呼んでる
何光年も先 何百年昔 そこから旅を続けてきた
そうして長い夜を越えて手放す
ブルーに染まる想い バルーン 弾けて青空 見えた気がした
気がしただけ
夏の続き
点と線で繋いで 描き上がったイラストに
めくるめく時を与えて 踊り出すたった数秒間
カーテンをくぐると 君が振り向いて笑った
間近に迫る出来事を 投げ出しその虜に
曇り空が続く展開に、きっともう飽きてしまうね
夏の終わり 君の香り 記憶 すれ違うとき懐かしくなる
未だ蒼く 過去を許せない僕は未来を想像できないでいる
劣等感を背負って そのゲートは通れない
めくるめく日々を越えたら 飛び出せるたった数歩でも
不安要素を並べると 思うほど数も少なく
間近に迫る出来事を 迎え撃つその自信に
雨が降り止まぬ展開も、長い話のワンシーンさ
夏は続き 日々は彩り 色も様変わる木々 大通りに沿う
過去を抱いて今を歩み 新たなる季節がこちらを手招いている
放物線 挫折 夢 音も立てずに崩れる
夏の終わり君の香り 記憶 すれ違うとき懐かしくなる
それは苦く、甘く溶け合って切ない
噛み締めたまま日々は巡り...夏の続き...
過去を抱いて今を歩み
僕たちは未来を、想像を乗り越えていく
メモリーズ
車窓の遥か向こうには 透き通る海の詩
呼吸も僅かに乱れれば すかさず入り込む味
混ざれないパレットの上 宙に浮いたみたいな色
入り組んだ抽象画を抜け落ちて 風に溶けてしまえばいい
High speed ミラー越しの街灯 間隔を変えてく
Red light はやる胸 あの日の記憶を追っていく
闇を飾る街を抜ける 白くけむる砂地を抜ける
乾いた体 潤すMelody
緑揺れる森を抜ける 青く香る海辺が見える
優しく体を巡るMemories
さよならの雨 ワイプして入り組む放物線
High speed ミラー越しの嵐
Red light 今日も
Red light まだ
Memories
入り組み Memories
巡り Memories
三日月と少年
スターライト
魔法の粉を蒔いた少女はとある少年を見つけた
ムーンライト
三日月に腰かけた老人は懐かしみ呟いた
老人「まだまだ夢は捨てないさ。
かつて少女が私にくれた力。」
少年「今、心に穴が開いてる。
もう此処が僕の生きる場所なのかな。」
違う未来、想像しただけで夜が明け、街は動き出した
スターライト
魔法の粉を浴びた少年はもう大人になっていた
ムーンライト
三日月に看取られた老人は星となって少女を問いただした
少女「いつか浴びた魔法で芽吹いて実った果実が、
幻で終わってしまう前に行かなきゃ」
まだまだ不安は降っていた
「自分の足で行けるところまで。
それでも、まだ間に合うはずなんだ」
そして魔法を捨て去って明日を生きる
「今、心に灯が点いてる。
もう此処で終わることはないだろう」
違う未来、想像して一歩踏み出して、街は動き出した
sepia
「誰にも会いたくないの」って 君は言う
明かりも点けないで部屋の隅 一人泣いてた
背を向け明日から逃げても 陽は昇る
君も僕も同じだよ 弱いんだ
昔聞いた話幸せなエピローグ それは誰が決めたの
目を逸らして逃げ続け 朝日に焼かれて
朽ちていくそれだけ
止めど無い欠片拾い集め 思い出の色に染めていく
見える世界全てがそうニセモノなのだろう
必死に抗って無様だろう 笑うのならば笑えばいいよ
色の無い世界君を探してる
「明日が来るのが恐い」って 僕は言う
君も僕も生きていくこと 苦手だね
灰色の街霞みゆく空 全部嘘って聞かせて
自分自身のことでさえ 分からない僕らです
もういいよ。泣いてよ…
止めど無い欠片拾い集め 思い出の形紡いでいく
膝をついて下を向いて 色を探してる
必死に抗って無様だろう 笑うのならば笑えばいいよ
色の無い世界僕は何処にいる
止めど無い欠片拾い集め 思い出の色に染まっていく
不器用でも不確かでもそれでも生きている
必死に抗って無様だろう 笑うのならば笑えばいいよ
いつか色付くその日を信じて
Never Freeze
揺らめいた水面を 見下ろした鳥の目に
疑いをかけた正午に
流れるような画面に 未来では廃のエナジー
語りを尽くさぬように
氷の中で 鈍る痛みが
忘れられないように 繰り返されないように
それを溶かして 霧の向こう側に
小さな光を見たら 進んで行かなきゃな 君と
煌めいた夜空を 見上げたあの子の目に
歓びを抱き合った日
誇れるほどのことは 何一つ成していなくとも
ささいでも燃え尽きぬように
氷の中で 鈍る痛みが
忘れられないように 繰り返されないように
形を変えて 生まれ変わっていく
小さな力になるのさ 進んで行かなきゃな
壁を壊して 塵の向こう側へ
小さな光を見たら 進んで行かなきゃな
氷の中で 鈍る痛みが
忘れられないように 繰り返されないように
それを溶かして 霧の向こう側に
小さな光を見たら 進んで行かなきゃな 君と
Amsterdam
午前9時 連なる自転車またがって
夢酔いも緩やかに去ってしまったね
すり抜ける水上のバスを見下ろして
今日もまた照り返す朝が眩しくて
午前9時 連なる自転車またがって
夢酔いも緩やかに去ってしまったね
石畳 貫くレールと交差した
今日もまた乗り継ぐ毎日にふらついて
Stay here with me more time!
滞りなく片付いたら 精一杯悩んで
I wanna talk to you day and night!
Stay here with me more time!
滞りなく片付いたら 精一杯笑って
I wanna talk to you day and night!
ステージいっぱい並んだ楽団のように華やかさ
精一杯走ってもうこのままじゃいらんない!
Day and night
色彩
一つが並んで ぽつり ぽつり 優しく触れる
水辺の雨音 映る姿 小さく揺れる
哀しく鐘が響く
二つを重ねて ふわり ふわり 優しく広がる
四季の風吹き続く明日が僕らの果て
彷徨う揺らぎの中で 白色に花が咲いて
隣り合う色を見つけた 僕は歩み続けよう
花がいつしか枯れるように セピア色 乾いた夢
限られた時の中で 僕は探し続けよう
繋いだ三つ目 ゆらり ゆらり 近づく足音
揺れる心を通り抜ける歓びの鐘
その音が その風が 僕らの色彩を描いた
その音が その鐘が 誰かの色彩を繋いでは響いた
彷徨う揺らぎの中で 白色に花が咲いて
隣り合う色を見つけた 僕は歩み続けよう
花がいつしか枯れるように セピア色 乾いた夢
限られた時の中で 僕は探し続けよう